

大野裕也 ボーカル、ギター
松永 崇 ギター
平野兵庫 ギター
安達秀人 ベース
島井直哉 ドラム
3本のギターが別々のメロディを奏でながら絡み合い、冷たい空気を切り裂いて駆け抜けていく。それを横目で見つつ、また別の新しいメロディをドライヴさせるベース・ギター。ドラムスはそれらに付き添いながら、時間軸を複雑に細かく刻んでいく。そして、いつものクールなボーカルが漂う。じっと遠くを見つめる少年の冷淡な声。まるで知らない国を旅してるかのようなサウンド・スケープ。 新しいやり方でロックする大阪の5人の若者たち。彼らは飄々と軽々と、着実な進化を続けている。
レイモンド・チームが描く音の風景は、都会にあって自然を感じさせる。緑のハイランドとか、だだっぴろいグレーの海辺とか。ライブでサウンドが炸裂する瞬間などは、真昼の空にあがった花火を見ているようだ。
text by keiichi sokabe
photo by madoka