bonstar『OUTCIDER HIP HOP』3月20日発売決定
ある夜、下北沢のライブハウス。
4台のターンテーブルと何枚ものレコード。
織りなされた39分20秒のB-BOY交響曲。
超絶DJボンスターによる日々を巡る冒険の記録。
bonstar『OUTCIDER HIP HOP』
2013年3月20日(水)発売
ROSE 147 ¥1,500(税込み)
※ROSE RECORDSオンラインショップでは3月8日より予約を開始し、3月16日から順次発送となります。
<トラックリスト>
1. alone
2. ah baby
3. bonstarのfight the Power(DADDY KANEはだまっちゃいない)
4. 寝ている人
5. 夢 祈り
<曽我部恵一によるライナーノーツより>
こんちゃん(bonstar)は4台のターンテーブルを使って、音楽をつくります。レコードはシールを貼って針を飛ばすことで一定の間隔でループされ、それが重なり合うことで、交響曲のようになっていきます。こんちゃんはレコードをこすったり、ミキサーをたくみにいじったりして、その交響曲に変化をつけていきます。音はどの瞬間も止まっていません。際限なくかたちをかえ変化し続けていきます。気づかないうちに、全然違う風景のなかにいることになります。でも音楽というものはそういうものです。時間の芸術です。そんなことを考えたりもします。ぼくの大好きなヒップホップという音楽は、いつもその事実とともにあるようです。
このライブ盤は、ライブ当日に録音していたものを、ぼくが個人的に聴くために自分でマスタリングしてCDRにして持っていたものです。当初は世界で一枚のCDRのはずでしたが、がまんできずにみなさんにお届けすることになりました。
曽我部恵一
bonstar プロフィール
1994年、3MC+1DJで活動していたジ・ボントゥーズでECD主催『チェックユアマイク』に出場する。その後、GWE & DJ bonstar、灰汁とグループ名を変えていくも地道に活動を続けていく。主な活動は、2004年THE DEAD PAN SPEAKERS主催第1回『マウントシステム』に出場。2005年静岡Boom Boom Bashにて行われたこだま和文氏のライブにてフロントアクトを務める。2010年『KAIKOO』にMouse on the keys + α として出演。同じく2010年『contrarede presents WHY? live in Japan 2010』に出演。その後灰汁解散。ソロ活動では、O-East『Z祭』、曽我部恵一主催『SHIMOKITAZAWA CONCERT 第十九夜』に出演、渋谷EARにて毎月第二土曜日にライブを行っている。同時にHABIT矢野氏とともにgokartsを結成、HIMO主催『KITASHINJUKU HARDCORE』、音楽ライター遠藤妙子主催『Got to get away』に出演するなど、活動を続けている。
主な作品
僕の手につかまって w/曽我部恵一,灰野敬二,bonstar,友直,gee(CD)
俺らは生きて灰になる(CD, 2009)
六台のターンテーブル 線の切れたマイク 取り壊される木造住宅(CD, Contrarede, 2010)
サニーデイサービス シングル『One Day』 7inch ライブ音源参加(7inch, Rose records, 2012)
alone(CD, turntableBURNING, 2012)