Lantern Parade『夏の一部始終』の予約受付開始!岩淵弘樹監督による『夏の一部始終』予告映像!各アーティストからのコメントもUP!

Lantern Parade『夏の一部始終』の予約受付開始!岩淵弘樹監督による『夏の一部始終』予告映像!各アーティストからのコメントもUP!

こちらのページでは、Lantern Parade最新作『夏の一部始終』リリースに伴い、岩淵弘樹監督による予告映像の公開や、本作へ送られたミュージシャンたちのコメント、廃盤タイトルの再プレス情報、ROSEオンラインショップ特典内容など、内容盛りだくさんでお届けしますので、どうぞ最後までご一読下さい。

Lantern Paradeが8枚目のフルアルバムにして、遂に、サンプリング一切無しのバンド編成による作品をリリース。歌われるのは、わたしたちの毎日について、希望や諦めや夢や優しさ、そんなささやかだけど役に立つものたちの記録。ここに漂うある匂い。どこかのだれかの人生のリズム。夜の温度、朝の光。さて、あなたはそれらにおぼえがあるだろうか?(曽我部恵一)

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Lantern Parade
8thアルバム『夏の一部始終

2011年11月21日発売 ROSE126 ¥2,100

※商品の発送について
・発送は11月16日からの予定です。
・他の商品も同時購入の場合はその商品も11月16日以降の発送となります。

1. 木の葉散る
2. 誰かが世界に
3. 人生は旅だそうだ
4. 光と陰の別れ
5. 優しい思い出
6. なぜ泣くの
7. 夏の一部始終
8. くよくよしても
9. うごめいてるもの
10. 涙無用のサンバ

全作詞・作曲 清水民尋
清水民尋(Vocal & Guitar)
光永  渉 (Drums)
曽我部恵一 (Bass & Chorus)
横山裕章 (Piano)
高田陽平 (Percussion)

<ROSEオンラインショップ特典>
ランタンパレード選曲のオリジナルMIX CD『KIMURA ROCK vol.7 FOR ROSES IN YOUR HEART』となります。数に限りがございますので、お早めに!
ROSE RECORDSオンラインショップでの予約はこちら

<『夏の一部始終』アナログ盤に関するご注意!>
※当初同時発売を予定しておりました、同タイトルのアナログ盤ですが、海外プレスの為、納期が予定日より遅れることにより発売日が延期となりました。現状、2週間前後の延期を予定しております。楽しみにお待ち頂いておりましたお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご了承下さい。正式な発売日は追ってご報告致します。また、これに伴い、アナログ盤の予約販売受付も入荷日が確定次第はじめます。もうしばらく、お待ちください。

<岩淵弘樹監督による『夏の一部始終』予告映像>

<廃盤タイトルが再プレス決定!!>
永らく廃盤となっておりました、Lantern Paradeの以下の2タイトルが再プレス決定です!

○MINI ALBUM『ランタンパレードの激情』の予約はこちら
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○CD-SINGLE『甲州街道はもう夏なのさ』の予約はこちら
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<cero、高橋翔(昆虫キッズ)、曽我部恵一が、「夏の一部始終』へコメントを寄稿!!>

僕の働くBAR「Roji」では、いままで本当に多くの人々がLantern Paradeの音楽に反応をみせてきた。
OL、若者たち、オジさん、etc…(うちの両親も)…
彼らは皆、カウンターにやってきてこう尋ねる。
「この音楽は誰の曲ですか?」と。
そんなふうに、パレードのもたらすほのかな灯が、確かにその数を増しながら、ついに新たな世界へと踏み出そうとしている。
そのことを僕は本当に嬉しく思う。
ライブが観られるのも、とても楽しみです。

高城晶平(cero)

* * *

ある夜。電車に乗ってランタンパレードの『夏の一部始終』を聞いているとドアの横で抱き合っていた高校生のカップルがキスをし始めた。しばらくすると女子の方が地元の駅に着き、ホームに降りる。男子は手招きをしてまた電車に乗るよう促している。結局女子がどうしようか迷っている間にドアが閉まる。男子はすぐさま携帯を取り出し、きっと女子に電話をかけている。その横では車椅子のおばあちゃんが彼彼女のやり取りを見つめていた。僕は「誰かが世界に」を聞いている。ランタンパレードの音楽は乱反射する人間関係をなんて美しく描くんだろう。
荒内佑(cero)

* * *

この世には二種類の人間がいる。神仏の教えを聴く人と、ランタンパレードの音楽を聴く人である。
橋本翼 (cero)

* * *

「ランタンパレードと私」

氏の音楽に初めて触れたのはおそらく2006年に3枚目の「ランタンパレードの激情」がリリースされた頃です。レコードショップの試聴機に飾られたグリーンの薔薇のジャケットが目につき、特にポップもなかったので「どんな音楽なんだろう」と気になり試聴してみました。一瞬、大袈裟ではなく身体が硬直したような感覚を覚えています。それは今まで自分が聴いたことのない音楽の類でした。すぐレジにて会計を済まし、家に帰り何度となく聴き貪りました。いびつで不穏で気持ちが悪く、歌詞も人の心を引っ掻くよう で、きっとこの人は友達いないんだろうなとか思いました。ただ、ランタンパレードがとても美しい音楽であることはすぐにわかりました。
それからインターネットで諸々を調べROSE RECORDSのことや、直近でDJをやっていることを知り渋谷の会場で清水さんと初対面しました。思い返すと出不精の自分にここまでの行動力があったことに今になり自分自身に若干引いています。
言葉を交わした清水さんは、どこにでもいそうな気さくな音楽好きの兄ちゃんでした。
そして、二年前の夏でしょうか。清水さんとお酒を呑む機会があり今後の活動の話を聞いたりしてたとき、今回のアルバムのタイトルを聞きました。僕は忘れないように携帯電話のメモに書いたのを覚えています。
二年前の夏と今年の夏。なにも変わらないようで、なにかが大きく変わったと思います。
僕は「優しい思い出」がとても好きです。

2011年10月5日(水)
高橋 翔(昆虫キッズ)

* * *

「終わりの季節・始まりの季節」

ランタンパレードの第二の季節が始まったようだ。

2004年にサンプリング主体のヒップホップ的トラックに流麗なメロディと鋭利な言葉を乗せた鮮烈なスタイルでデビュー。
ランタンパレードこと清水民尋の手により、100%のホームメイドで制作されるその音はある種の切実さを持っていた。都会で暮らす孤独な若者の体温のようなものを。それは当時の音楽シーンでは稀に見るものであった。
その後は堰を切ったように作品を次々に発表。リリースを重ねるごとにランタンパレードの音楽は更に研ぎ澄まされ、よりハードコアな表現に向かって行く。戦略や宣伝、ライブ活動すら無縁にも関わらず、シーンを地下から支えるリスナーの中に静かなる「ランタンパレード・フリーク」は増殖した。その熱は、地下水脈のようにジャンルを超えてひろがった。
そんな中、2009年に突然の沈黙。この時点までに残されたのは、アルバム7枚(うち1枚はベストアルバム)、ミニアルバム4枚、シングル2枚、7インチシングル1枚。

      *      *      *      *

2011年、夏。突如二枚の作品が届けられる。

デビュー前の音源を編んだ瑞々しい『初期のランタンパレード』。そして猥雑なディスコMIX CDの体裁を取りながらも、哲学的かつ批評的な言葉がその上を走るという、ランタンパレード芸術の究極のカタチとも言える新作『DISCO CHAOTIC DISCHORD』。
後者に対してイルリメは、「だれにでも踏み込まれたくない聖域のようなアルバムがある。ぼくにとってはこのアルバムがそうだ」とコメントし、また、リリースと前後してやけのはらと行った対談では以下のようなやり取りが見られた。
「この昔の劇画調SFのようなディストピア感はなんなんですか?(笑)」(やけのはら)
「まあ言いたいのは、チャーリー浜の『君たちがいて、僕がいる』みたいなことですよ」(ランタンパレード)
ランタンパレードこそが都会のリアルなソウルミュージックなのだとしたら。
日々社会に抑圧される若者たちの、想いを解き放つためのビート。そして言葉。ハードコアパンクでもなく、ヒップホップでもなく、それが甘いメロディに乗せて運ばれるという点において。
そうだとしたら、『DISCO CHAOTIC DISCHORD』でその手法はレッドゾーンを超え、自家中毒を起こし、異形のディスコMIXを産んでしまった。
同時にリリースされたもっとも若いランタンパレードのドキュメント『初期のランタンパレード』と対比すると、それが浮き彫りになる。都会に暮らす者の孤独な優しさはいつしか、透明なゴーストのような狂気へと変貌したのだ。
それは哀しみを伴ってとてつもない美しさを放射するのではあるが。

          *      *      *      *

そしていま、ランタンパレードはアコースティックギターを手に歌い始める。
サンプリングは一切使わずに、ていねいに曲を書く。テンションコードが絡み合った瞬く星座のような曲たち。
歌われるのは、わたしたちの毎日について。希望や諦めや夢や優しさ、そんなささやかだけど役に立つものたちの記録。
狂気にからめとられた身体に、体温がゆっくりと戻ってくる。
この日記のようなものを録音するために、彼は何人かのミュージシャンを招いた。
孤独だった作業は、複数の手による共同作業となる。
ピアノ、パーカッション、ドラム、ベースがそれぞれの毎日を語り出す。
装飾は慎重に排除され、人間が紡ぐ息づかいのような演奏がひとつの通奏低音となる。
マスタリング作業すら排されたこわれそうにやわらかい音は、ひとつひとつの感情をより克明に浮き立たせてくれる。
ここに漂うある匂い。どこかのだれかの人生のリズム。夜の温度、朝の光。
さて、あなたはそれらにおぼえがあるだろうか。
必然的に崩壊した甘いソウルミュージック。
そしてそれを再生するためのストーリーが今、始まる。

text by 曽我部恵一

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